about MORC

　会員の皆様、明けましておめでとうございます。
いつも当協会（MORC）の運営につきましては格段のご理解、ご協力をいただき有難うございます。

　昨年は天候不順の年でメイストームカップレース（小野寺杯カップ）仙台ベイカップヨットレースがまた台風のため中止になりましたが他のレースは親潮北上レースを始めとしてすべて盛会のうちに終了する事ができました。また小浜カップレース等小浜フリート主催のレース、松島フリート主催のレースも多数の参加艇を集めて終了した事は喜びにたえません。

　それにしましても昨年も１件の人身事故も無く、これが２７年も続いている事は驚異の記録であります。この事は年末にご挨拶に行きました第二管区海上保安本部、塩釜海上保安部の各長の皆様にも恒例のようにお話をして来ているところです。安全委員会の活動は勿論ですがそれ以上に会員各位の日常の海上安全に対する心構え、その取り組み方の努力の賜物であります。今年もこの記録を続けて行くことを祈っております。

　昨年末に春の総会においてお約束しました通り広報委員会の皆様の献身的なご努力で暮れに松島のヨットハーバーにライブカメラを設置しました。小浜フリートに次いでの２基目のライブカメラとして動き出しますが松島のヨットマンにとって気象、安全、ヨットの運航上大切な役割を果たすものと期待をしております。１月早々に稼働しますが小浜と同じ様に会員の皆様にはパスワードを発行する予定です。

　昨年１１月、社団法人に対する指導官庁であります宮城県教育委員会の定期的な事務監査がありました。事務的な指摘は有りましたが改善については近く全て県に最終的な報告をする予定です。また指摘にありました会費未払い会員への対応等についても指導に従って行ってまいります。

　当協会は心を同じにしたヨットマンの社団法人です。会の趣旨(定款にのっとり)に賛同の志を持った会員の集合体であります。そして仲良しクラブと位置ずけをしており、社会に貢献、寄与してゆく訳であります。

　今後の会の運営についても会員のご意見をいただきやってまいりますが定款の目的等の趣旨に賛同がかなわぬ事が有ればJSAFとか他の会に、またオーナーなら他のマリーナにコンバートする事も選択肢の一つとも思われます。

　１２月の通常総会に於いて１９年１月２日から３年の任期で新役員が選出されました。新役員の皆様には今後のご活躍を期待しております。会員の皆様に於かれましても役員は無報酬でお仕事をこなされている事をよくご理解をいただき、また会員である事に感謝しつつご支援をいただきたく思います。先にご案内の様に昨秋から事務職員も新人に代わりまして事務局は充実しつつあります。いずこも同じですが当協会にも高齢化の波は押し寄せておりますが今後会費の事についてもより良い方向でのシュミレーションを行ってまいりたく思います。会員の減少については若い会員の勧誘が大切です。しかしおおげさに言えば、少なくなっても会の趣旨に賛同の志を集合して２２世紀に向けて我々はやるぞ！の気概で行きます。各役員の各委員会でのパートにつきましては早々の理事会で決定をしましてご報告いたします。

　我がMORCは昨年１２月で創立２７年になりました。また今年は親潮北上ヨットレースが東北外洋帆走協会（TORC）から引継ぎ第４０回の記念のレースになりますのでレース委員会と相談の上特別の企画を検討します。

　今年も皆様の海上安全と素晴らしいヨットライフを通じての社会貢献が出来ます事を祈念してご挨拶といたします。