SKボースンの中学時代の友達のまた友達（？）で現在釜山の観光協会の副会長を務めていると言うREさんがホテルのロビーに到着して韓国風の料亭に案内してくれるとのこと。歩いたほうが近いというので皆ぞろぞろ後をついていくと急なくだり坂の小径を３，４度曲がり猫がたたずむ八百屋の角を過ぎると何十年も前に建てられたような門構えの古い館に入る。
なんとなく玄関周りが日本の料亭風であったので聞いてみるとかつて日本人が建てた物であるとのこと。昔は和風の内装であったのだろうが、現在はもちろん韓国風である。部屋に通されるとやや長めの２０畳ほどの絨毯敷きの部屋だが片端には花がいけてあり、反対側には絵が掛けてある。床の間はどっちかなと下らぬことを考え、さてさて誰がどこに座ればいいかと迷っているとREさんが入り口から遠い中央が一番偉い人の場所でその隣が２番目でその向かい側に３番目と４番目だという。１番２番はいいにしても誰が３番、４番かと困っていると脇から押されて自然に席が決まったしだい。まもなく桃色や黄色の原色に近い色のシマチョゴリをきたお姉さんたちが料理やお酒を運んでくれて、かいがいしく大皿から各人の皿に取り分けてくれます。
お酒は主に日本でもおなじみの真露ですが常温で甘い。氷もなぜか出ておりません。ビールは韓国産のハイトビール。そのほかに百歳酒というのがありますが薬草を煎じた焼酎と酒をお店でミックスしたとのことですがこれがなかなかいけまして、飲めばのむほど肝臓にいいような錯覚におちいったわけであります。日本ですとお姉さんは最初に上座に酒を注ぎに来るはずですが韓国では末席から始まるようです。
乾杯を何度もしながら盛り上がって来ま
して、お姉さんの持つ箸で食べさせてもらっている人や腕を腰に回している人、あっ！向こうではABさんがお姉さんを抱き上げているではありませんか。言葉がまったく通じないのにこういうときは何とでもなるようで楽しく会話を楽しんでいるように（口説いているように）見えました。こうなるともちろん無礼講の極み、ポップスが出て、仙台ナンバースクールの応援歌が出るわの大騒ぎ。向こう端のほうではMOさんがマグロ状態。誰かがズボンを脱がそうとしておりますがISさんの奥さんがそれを止めております。そんなこんなで宴会は終わりました。中締め、本締めはしないのがこちら風とか。
玄関でお店の皆さんから送りだされて、次はどうするんだと思っているとお店の人がカラオケ店を紹介してくれたとのことで有志８名ほどは歩いていくことにしました。なぜかカラオケ店から迎えの人が来ております。５分ほどのところにその店がありましたが席についてみるとドレスをきたお姉さんが３人ほどいますがどっかで見たようだと思ったら、先ほどのシマチョゴリのお姉さんたちではありませんか。なるほど、こういうシステムになっていたのですねと酔っ払った頭でやっとの理解。このような店は日本の歌がどっさりありますので韓国の歌を勉強していかなくともいいのです。もちろんチークダンスつきであります。後は記憶が遠のいて（？）文章にできないのであります。
では お休みなさい。
